SWAAN4RLBERGが大切にしている靴づくり
SWAAN4RLBERGの靴づくりで大切にしているのは、日々の暮らしに寄り添う履き心地と、長く使える佇まいです。
毎日履きたくなるような軽やかさ。素足でも心地よく感じられる素材選び。シンプルで、合わせる服やシーンを選ばないかたち。
そうした一足をつくるために、素材の質を見極めながら、ひとつずつ靴を仕立てています。
質を守るために生まれる、革の余白
革には、色や表情の違い、厚み、伸び方など、一枚ごとに個性があります。
できるだけ無駄なく使うことを大切にしながらも、靴としての履き心地や美しさ、丈夫さを保つためには、すべての革を使いきれるわけではありません。
そうして残った革は、ただの余りものではなく、靴づくりの質を守るために生まれた余白のようなものです。
SWAAN4RLBERGの靴をつくる岡山・倉敷の工場では、今も日々の靴づくりの中で、少しずつ端材が生まれています。
これまでは、質を保つために使いきれなかった革として、捨てられてしまうこともありました。けれど、その革の中には、まだ十分に魅力のあるものもあります。
捨てるには惜しい革を、もうひとつのかたちへ
「Re:Leather」は、そうした革を小さな巾着やバッグへと、もう一度かたちにする取り組みです。
靴として使いきることはできなかった革も、小さな革ものなら、その色や質感、表情を活かすことができます。
端材だからこそ、革の表情や色の出方は一点ずつ異なります。ひとつずつ違う表情を持っていることも、Re:Leather ならではの魅力です。
靴づくりの合間に、ひとつずつ
制作しているのは、SWAAN4RLBERGの靴を仕立てる職人たちです。
日々の靴づくりの合間を縫って、ひとつずつ形にしています。そのため、たくさんの数を一度につくることはできません。
小さな革ものとして生まれ変わった Re:Leather には、靴づくりの現場で生まれた革の個性と、職人の手仕事が残っています。
なぜ「Re:Leather」と名付けたのか
この取り組みには、Re:Leather(リレザー)という名前をつけました。
「Re」には、もう一度、再び、という意味があります。
靴づくりの中で生まれた革の端材を、ただの余りものとして見送るのではなく、もう一度、ものづくりの時間へ戻していく。
Re:Leatherという名前には、そんな思いが込められています。
環境のため、だけではなく
Re:Leather は、環境への配慮だけを目的とした取り組みではありません。
もちろん、端材をできるだけ余さず活用することは、これからのものづくりにとって大切なこと。
でも、それだけではなく、靴づくりの中で生まれた革を、もう一度大切に扱いたい。職人の手で、暮らしに寄り添う小さなものへつなげたい。そんな気持ちも、この取り組みの中にあります。
余白から生まれた、小さな革もの
靴づくりに妥協しないからこそ生まれる、革の余白。
その革にもう一度手をかけることで、Re:Leather の小さな革ものが生まれました。
余白を、余白のままで終わらせないこと。
それもまた、SWAAN4RLBERGが大切にしたいものづくりのひとつです。
手に取るたびに、革の表情や手仕事の温もり、その背景にあるものづくりまで、少し感じていただけたらうれしいです。